父 陸軍中将
【桑木崇明とその兄達】
桑木崇秀 編著




靖國偕行文庫だより







本書の編著者である崇秀氏は、若き頃、軍医としてインパール作戦にも参加された元気な方。10年前に秘められていた父崇明将軍の遺著を発見、今回思い切って刊行されたものである。

桑木崇明将軍・陸士16期は、昭和18年に著述された「陸軍五十年史」が有名で、今でもわが書棚に整理しているが、他には資料は少い。今回、将軍自筆の「我半世紀」「出動日記第2冊」を拝見して、参謀本部課長・部長時代及び第110師団長時代の記録は、軍事史研究上大いに参考となった。

興味深い家系が示されている。著者の祖父崇台氏は金沢出身の陸軍将校、長兄崇道氏は陸士13期、次兄崇義氏は陸士15期という軍人一家。なお崇台氏の兄愛信氏の家は学者一家で、哲学者桑木厳翼先生の著書は私も愛読したことがあった。



【孫たちとの会話】表紙目次